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今年の1月、青春18きっぷを利用して福井に行ってきた。
福井駅に着いたのは昼前。
食事は前から行きたかったヨーロッパ軒総本店でソースカツ丼を食べることにした。
ヨーロッパ軒はその名のとおり、ヨーロッパで修業した創業者が東京の早稲田に出したお店がルーツ。
関東大震災で創業者が福井に帰郷し、福井のお店になった。
今回訪問した福井駅から歩いて15分ほどのところにあるお店が総本店。
のれん分けをした敦賀ヨーロッパ軒本店は、以前、越前の国一之宮である気比神宮を参拝したときに訪問した。
敦賀の本店はそのままビルになっていたが、総本店は外から見る限りこじんまりした印象のお店。
それでも中に入ると3階まで座席があることが分かる。
さすが、総本店。
お店の開店時間は11時で、その5分後くらいにお店に入ったのに先客がすでに2組座っている。
さすが(少しくどいか)、人気のヨーロッパ軒、である。
注文はもちろんソースカツ丼にサラダとみそ汁がついたセット1150円。
後から入ってきた客も、ほとんどがソースカツ丼のセットか単品を頼んでいる。
10分ほど待ったであろうか、大きなお盆にのせられてソースカツ丼のセットが到着。
ソースカツ丼、改めてよく見るとその一面が褐色に支配されており、けっして見栄えは良くない。
早速食べてみるが、ウスターソース系のたれがかかったカツとご飯、改めてウマいのか、と問われると、もちろん不味くはないが、ウマいと言い切るにはためらいが残る。
もう少し正直に言うと、同じソースカツ丼なら神戸三宮の「吉兵衛」のソースカツ丼の方が個人的には圧勝、である。
それでも、それはそれ。
総本店のソースカツ丼には歴史に裏打ちされた老舗の風格がある(と思いたい)。
いずれ、もし、機会があれば、そして時間に余裕があれば、再訪したいヨーロッパ軒総本店である。
ごちそうさまでした。
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