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以前このブログで今年の正月に青春18きっぷの最後の1枚を使って兵庫県の赤穂市に初詣に行ったことを書いた。
赤穂から京都への帰り、まだ昼過ぎだったので姫路で途中下車することにした。
気ままな途中下車ができることも18きっぷの魅力である。
さて姫路。
家族の土産にしようと駅前のみゆき通りにある蒲鉾の老舗「ハトヤ」を訪ねたが、元旦なので当然というかお店は休み。
ザンネン。
ハトヤのさつま揚げを肴に家でいっぱい、と思っていたので急に方針転換ができない。
仕方がないので姫路駅前で昼呑みができるお店を探すことにする。
駅前をウロウロしながら昼呑みができるお店を探すと、これが結構あるのである。
そうなると、今度はどの店の暖簾をくぐろうか、なかなか踏ん切りがつかない。
あっちへフラフラ、こっちにフラフラと、最後にたどり着いたのが山陽姫路駅のすぐ北側にある「串かつ にっぽん」というお店。
外からのぞくとオヤジがひとり、店の女の子を相手に日本酒らしきものを楽しんでいる。
こうしたとき、中の様子が分かるお店は入りやすい。
店に入り、女の子に一人であることを告げ、カウンターの隅に座る。
とりあえずのキリンラガーの大瓶、そして串かつを適当にみつくろってもらう。
考えてみればこの日、早朝に京都の自宅を出て、各駅を乗り継いて赤穂にたどり着き、成り行きで大石神社に初詣をして、姫路に降り立った。
大石神社では屋台で「播磨名物 たこぱん」を買って近くの芝生の上で食べたが、ゆっくりと腰を落ち着けて飲食ができるのはこの日初めて。
ビールがたちまち空いたので、次は日本酒の冷を注文する。
このあたりで、やっと気持ちがゆったりとなる。
正月に姫路の串かつ屋で一人で昼呑み。
考えてみると、けっこう贅沢な時間の過ごし方かもしれない。
このあと日本酒の冷をもう一杯だけおかわり。
お店で1時間ほど過ごすころにはカップルや常連らしい男の一人客でカウンターがほぼ満員になった。
潮時なので勘定を済ませてお店を出る。
お店が駅前なのがありがたい。
姫路駅始発の新快速に乗ってうつらうつらするうちに京都に到着。
いい一日だった。
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