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「清水港みなみ」で鮪を食べるには行列不可避！

静岡駅南口から歩いて5分ほどのところに「清水港みなみ」というお店がある。

雑居ビルの2階にあるこちらのお店、何がすごいというと、いつ行っても行列ができているのである。

昼の営業は午前11時から午後2時となっているが、開店時間前には外の階段の1階まで行列。

それではと閉店時間の午後2時少し前に行っても、依然として行列ができているのである。

何度か店の前を通ったが、この店で名物の海鮮丼を食べるには行列に並ぶのは不可避と判断。

開店してから30分ほどたった午前11時半に1階まで伸びている行列の最後尾に並ぶことにした。

この時間を狙ったのは、最初に入った客が食べ終わる頃なので客が一巡して行列の解消が早いのでは、と考えたため。

狙いは当たり、客がどんどん出てくる。

それでも20分ほど待ってお店の中に案内される。

とうとう念願の鮪丼との対面！

案内されたカウンター席には「鮪三昧」の手書きメニューが置かれている。

中身は「本鮪中トロ、本鮪中トロ炙り、本鮪赤身たたき、炙りトロびんちょう、鮪すきみ」。

これで1380円。

以前、東京の表参道にある「きくまさ」というお店で同じく鮪中トロが丼一面に敷き詰められた「本鮪中トロサラダ丼」なるものを食べたが、その時のお代は1800円ほどだった。

「清水港みなみ」では150円追加するとご飯大盛と鮪を増量してもらえるので、注文はこちらで。

注文してから10分ほど待つと、とうとう鮪三昧丼が着丼である。

丼の上、鮪、まぐろ、マグロ！　まさに鮪三昧、鮪尽くし、鮪の山、である！

行列に並び始めてから30分、長い道のりだったが、その苦労が報われる。

さっそく小鉢に醤油を落とし、わさびを溶いて鮪を1枚づつわさび醤油に浸して食べる。

食べても鮪、どこまでも鮪、食べても食べてもなくならない鮪、である。

こうなるとビールの1本も飲みたいが、周りでビールを飲んでいる客は０。

外で行列をしている客のことも気になるので、ビールはぐっと我慢。

ビールは飲めなかったが、鮪を堪能して「清水港みなみ」での食事を終える。

勘定を済ませてお店を出ると、依然として行列は1階まで続いていた。

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