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行きつけの松屋心斎橋店。

いつもは牛めしを食べるだが、前回「厚切り豚テキ定食」というキワモノに手を出してあまりの豚肉の硬さに怒りさえ覚えた。

 

そんなことがあってしばらく足が遠のいていた松屋。

しかし、その間にジョージア料理のシュクメルリ鍋を販売して話題になる等、気になる存在であり続けた松屋。

 

今回、シュクメルリ鍋につづく「松屋 世界紀行シリーズ」第2弾、イタリヤ料理のカチャトーラ定食が販売されたと聞いて久しぶりに心斎橋店に行ってみた。

 

 

長堀通に面した入口には松屋のこの定食に対する意気込みが見て取れるカチャトーラ定食の大きなバナーが掛けられている。

 

入ってすぐ左手にある食券販売機でカチャトーラ定食790円の食券を求める。

現在、期間限定でご飯大盛無料ということなので大盛のボタンをポチっと。

 

新型コロナの影響か、12時近くというのに半数程度しか客で埋まっていないカウンター席の一角に座り、店員に食券を渡す。

 

待つこと5分ほどでカチャトーラ定食のお出ましである。

まず目についたのがカチャトーラ本体ではなく巨大な丼ご飯。

 

 

ご飯大盛、いつものように「無料」に目がくらんで頼んでしまったが、失敗だったかもしれない・・・

後悔先に立たず。

サラダに胡麻ドレッシングをかけまわして食べ始める。

 

カチャトーラを一口。

トマトベースの風味が口中に広がる。

 

これまで聞いたこともなかったカチャトーラ、店内に流れる説明では「鶏の猟師風トマトソース煮込み」とのことである。

 

まさか松屋でこジャレたイタ飯屋のような「猟師風」という言葉が使われた料理に遭遇するとは思わなかった。

 

 

味もなかなかイケる。

前回撃沈した厚切り豚テキ定食の100万倍はウマい。

 

最初はご飯と別々に食べていたのだが、途中でめんどくさくなりご飯の上にカチャトーラをオン。

即席カチャトーラ丼の完成である。

 

こうしてカチャトーラ、ご飯、サラダ、みそ汁を食べ進んだのであるが、いかんせんご飯の量が多すぎた。

途中でカチャトーラが枯渇し、あとはみそ汁を頼りにご飯を食べ進む。

 

ご飯は多すぎたが、カチャトーラは良かった。

ごちそうさまでした。

 

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