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越前田村屋 炙り のどぐろ寿司
2013年8月17日 福井駅・PRISM福井内越前田村屋で購入(1680円)
弁護士になりたてのころ、裁判や調停といった仕事でよく福井を訪れた。
裁判や調停は、当然ながら裁判所が開いている午後5時ころまでには終了する。
5時に福井で仕事を終えても、仕事で京都に戻る必要がある。
そんなときは、帰りのサンダーバードで食べる駅弁を福井駅で買い求めることが何度となくあった。
小浜の裁判所にも数か月にわたって通ったことがある。
小浜には敦賀経由で小浜線を利用するより、近江今津からJRバスに乗り換えて向かうのが効率的だった。
小浜で仕事が終わると、小浜駅で家族への土産としてよく焼鯖寿司を買い求めた。
ひとつ1500円くらいして、いいお値段だったが、ほかの押し寿司と違って焼鯖寿司だけは子供もよく食べた。
今回、福井駅で買い求めたのはその焼鯖寿司よりお高い1680円の炙り のどぐろ寿司。
「のどぐろ」とは「赤むつ」のことで、言わずと知れた高級魚である(-ω-)/
金沢の近江町市場に行くとよく見かけるけれど、高いのでこれまで買ったことなし(/ω\)
近江市場なんかで売っているのどぐろと比べると、今回駅弁で購入した炙り のどぐろ寿司はお手軽、のどぐろ入門版、といったところかもしれない。
だが、実際に自宅に持ち帰って食べてみると、のどぐろ入門版ではなく、のどぐろマスタークラスの押し寿司なのである。
押し寿司になっているのに、のどぐろの柔らかさは失われていない。
焙られているので香ばしさもある。
この駅弁はメッケものである。
1680円は子の中身を考えれば大変お値打ちである。
わたくしてき福井駅定番土産に決定!である。
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