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この日のお昼ご飯も何時もの常盤である。
寺町三条を上がった東側。
四条烏丸の事務所から歩いても10分弱。
創業明治11年の老舗である。
常盤ではビフカツ定食を頼むことが多い。
10回常盤に行ったら、うち9回がビフカツ定食、残り1回がその日の日替定食といった具合である。
しかし、日常生活が同じことの繰り返しになるのは頭脳方面にあまりよろしくない、といったことを何かの本で読んだ。
そこで、この日はビフカツ定食以外のメニューから料理を注文することにした。
メニューをながめ、最後まで海老フライ定食と迷ったが、身欠きにしんメインのにしん定食を注文することにした。
京都名物といわれるにしん蕎麦、大好きだし。
注文をした後でよ~く考えてみると、これまでの人生で身欠きにしんをおかずにご飯を食べるのは初めてかもしれないと思いあたった。
以前、北海道を食べたにしん定食は、生のにしんを焼いたものだった。
この日はお店が込んでいたので、10分ほど待ってにしん定食が到着。
メインは黒光りするにしん。
残念ながら身欠きにしんには食卓を彩る「華」がない・・・
さっそくにしんを齧る。
甘辛く味付けされたにしん。
十分においしいのだが、ご飯のおかずというよりお酒の肴として活躍する方が適材適所といった感を否めない。
それでも味付けが濃いおかげでおかずとしての機能も発揮してくれる。
だし巻玉子もあいかわらずおいしい。
にしん定食を食べ終わり、十分満足できた内容だったが、また頼むかと問われるとビフカツ定食に戻りそうな予感がする。
ごちそうさまでした。
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