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この齢になって駅の立ち食いそば(うどん)の利用頻度が上がってきた。
時間をかけずに必要な栄養(炭水化物)を摂取できる立ち食いそば。
5分ほどでエネルギーチャージができるので、栄養バランスさえ気にしなければこんな便利な飲食店はない。
そこで、このB級グルメブログでもしばらく駅の立ち食いそばを連続して紹介したいと思う。
まずは小倉駅在来線7.8番ホーム上で北九州駅弁が提供する「かしわうどん」。
立ち食い「そば」といいながら、のっけから「うどん」で恐縮だが、小倉駅のかしわうどんは我がソールフードとでもいうべきものである(小倉出身ではないが)。
小倉駅に降り立つたびに必ずといっていいほど食べるかしわうどん。
昔はルチンだビタミンだといって「うどん」ではなく「そば」だったが、あるとき駅の立ち食いでそんなことを言ってみてもはじまらないことに気づいてからその時の気分で「そば」、「うどん」を注文するようになった。
北九州駅弁の「かしわ」は「そば」が400円、「うどん」が390円。
10円安いから「うどん」のボタンをポッチとする客は少なそうなので、この値段設定は「うどん」に誘導するための店の戦略ではなく、原価がらみの値段の違いなのだろう。
食券販売機のボタンを押してイコカをタッチ、出てきた食券を渡しておばちゃんがかしわ「うどん」をカウンター越しに渡してくれるまで正味3分(先に客がいない場合)。
まさに小倉が、いや日本が世界にほこるファストフードである。
うどんの上にはメインの「かしわ」、かまぼこ、そしてネギ。
かしわは甘辛く味付けされたフレーク状で、食べ進むとおつゆにかしわの味がじんわり染みてきて結構なお味に変わっていく。
うどんは立ち食い特有の自己主張の少ないやわ麺。
コシとかエッジが効いた麺だとか、讃岐うどん全盛の現在で、これだけ自己主張が少ない麺にかえってほっとする。
今回もおいしく最後までいただいた。そしてこれからも小倉駅に降り立つたびに食べ紡いでいくのであろうかしわうどん。
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