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山口駅の入口横にある味善山口店。

昔、駅弁を製造販売していた小郡駅弁が経営する駅そばチェーンの一つである。

駅前にある山口家庭裁判所に出頭する前、虫養いによく利用するお店の一つ。

これまでにも「手づくりごぼうそば」、「長州チキンカツカレー」を食べついできたが、今回、味善の数あるメニューの中でも最高峰に位置する料理を注文することになった。

「極（きわみ）そば」、である。

うどん「定食」が５２０円で食べられるお店で、「極そば」単品で５８０円。

むろん料理の味は値段だけでは決められないだろうが、リピーターが多いと思われる味善山口店において、この値段で消えることなく提供され続けている「極そば」。

さっそく食券を購入しておばちゃんに「そば」で注文する。

かけそばだと２分ほどで提供されるお店で、５分近く待たされてでてきたのがこちら↑。

丼を覆いつくす肉、ドンキのような立体陳列されているかき揚げ。

月見そば（うどん）だと主役となる玉子も隅に追いやられている。

さっそくかき揚げを丼の底に沈めて汁の湿潤をはかる。

それにしても食べても食べても減らない肉。

ほどよいころにかき揚げを引上げて箸で攪拌し、汁と一緒にすすりこむ。

「極」の名に恥じない逸品であった。

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