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【経営者のための　株式上場ハンドブック　第３版】

税理士法人山田＆パートナーズ　優成コンサルティング株式会社　（編著）

２０１５年　財経詳報社

タイトルに「経営者のための」とあるように、上場を考える経営者向けの株式上場のポイントを紹介したのが本書。

現在、我が国の証券市場は、東京証券取引所（市場第一部、市場第二部、マザーズ、ＪＡＳＤＡＱ（スタンダード／グロース）、名古屋証券取引所（第一部、第二部、セットレックス）、札幌証券取引所（既存市場、アンビシャス）、福岡証券取引所（既存市場、Ｑボード）がある。

各市場ごとに上場審査があり（形式基準と実質基準）、東京証券取引所においても第一部、第二部（東証本則市場）と新興市場（マザーズ、ＪＡＳＤＡＱ）では審査内容が異なる。

本書では、こうした審査を通過するための準備、資本政策のポイント、関連会社対策のポイントが分かりやすく解説されている。

上場準備担当者が読むには物足りないが、仕事で株式上場の基礎知識程度は押さえておきたい、そんな人向きの本である。