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休みを利用して西国三十三所の4番札所である槇尾寺(通称であり正式には施福寺)に参拝してきた。
京都から槇尾寺に行くには、阪急電車で梅田に出て、そこから大阪メトロ御堂筋線に乗り換える。
終点のなかもずから泉北高速鉄道にさらに乗り換えて和泉中央駅で下車。
和泉中央駅で電車から槇尾山口行きの南海バスに乗り換え、30分ほど揺られて槇尾山口に到着。
ここからさらにコミュニティーバスに乗り換えれば槇尾寺の参道下までバスで行けるのだが、時間を見ると30分ほど待たないといけない。
ネットで調べてみると槇尾山口から参道下までは歩くと1時間程度かかるとのことである。
待った方が早く着くのだが、ネットサーフィンで田舎のバス停で30分はきつい。
そこで参道下まで歩くことにした。
幸いこの日は曇りで日差しは厳しくない。
ただ、変化の乏しい田舎道を歩き続けるのは、退屈といえば退屈、である。
歩き始めて40分ほど過ぎると乗ることを検討したコミュニティーバスに追い抜かれる。
もちろん参拝客が乗っている様子のマイカーにも何度も追い抜かれる。
ようやく1時間かかって参道下に到着。
ここから槇尾寺まで参道を歩いていくのだが、参拝者の中には完全な登山姿の人もいる。
その理由は参道を上り始めてすぐにわかった。
槇尾寺の参道、勾配がマジできつい、のである。
5分も歩くと汗が噴き出してくる。
それでもせいぜい10分か、その程度で槇尾寺に到着するだろうと登り続けるが、槇尾寺がなかなか見えてこない。
けっきょく参道の入口から30分も登り続けたであろうか、ようやく槇尾寺に到着である。
参拝をすませて、普段ならすぐに御朱印をいただくのだが、せっかくなので本堂の反対側に回ってみる。
眼前の山並みは、他の参拝者の話に拠ると登山回数を何百回、何千回と競い合う金剛山とのこと。
10分ほどベンチに座り、ようやく汗も引いたので御朱印をいただく。
参拝の帰りは当然下りなのだが、勾配がきついので歩きにくい。
それでも往路と同じルートをえっちらおっちらと歩いて和泉中央駅まで戻ってきた。
この日は朝ごはんからこちら、何にも食べていない。
そこで梅田まで戻り、ビールを飲みながらゆっくりすごせる店を探すことにした。
いつものように食べログで安直な店探し。
ヒットしたのがヨドバシ梅田店の道路を挟んで北側にある「かっぽうぎ」というお店。
初めて入るお店だが、チェーン店のようである。
お店に入ると全員男性の先客がテレビで競馬を観戦中。
それをみて近くにJRAの場外馬券場ウインズがあることを思い出した。
こちらは競馬をしたことがないが、他のお店を探すのも面倒なので席についてビールを注文。
料理はポテサラ、串カツ、そして煮込みを注文する。
レースが終盤となるたびに奥の席から歓声が沸き上がる。
レース終了後は、馬券を取ったら取ったで、負けたら負けたで勝因と敗因の分析で奥の席がまた大盛り上がり。
レースの合間に急いでウインズに馬券を買いに行く客などもいて、客の数は少ないのにお店はけっこうな賑わいである。
そんな楽しそうな客が姿を見ていると、競馬もいいな、と思う。
思うけど、馬券を買うまではいかない。
そんなお客さんの姿を眺めながらの昼酒、楽しいお酒だった。
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