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今回は山口県の名物、B級グルメの「ばりそば」である。

行ってきたのは、ばりそばで有名な春来軒。

山口駅から歩いて行ける範囲で春来軒は本町店、中市店の二つがあるが、いつも訪問するのは中市店。

山口駅前の道をまっすぐ山口市役所方面に進み、商店街を横切ると一の坂川に行き当たる。

その一の坂川の手前を川沿いに右手に進むとお店が見えてくる。

店の前に「ばりそば」の幟が風を受けてゆれている。

お店に入ったのが１時過ぎということもあり、先客は２組ほど。

どちらの客もばりそばを食べているようである。

こちらも、ばりそば並（税別７５０円）を注文。

５分ほど待ったであろうか、ばりそばがテーブルに運ばれてくる。

それにしてもすごい量である。

お皿（大皿といってもいい）をスープ、麺、そして具材が埋め尽くしている。

これで「並」なのである。

麺の上の具材の量も多く、麺は具材から掘り出さないと食べることができない。

ばりそばは、ほぼ長崎名物の皿うどんと同じ（だと思う）。

違いはスープがさらさらで、あまり麺に絡まないことくらいか。

そのせいか、スープが麺に短時間でしみ込み、スープに浸かっている部分の麺はあっという間に柔麺になってしまう。

分量は多めだが、やはりスープや具材がおいしいので食べ始めるとあっという間に完食してしまう。

この日もスープを残すこともなく完食、である。

まんぷく、まんぷく、である。

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