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【丸政 八ヶ岳高原玉子とこぼれ牛寿司】 東京駅・駅弁屋祭で購入

 

 

自分の場合、駅弁は京都に戻る新幹線の車内で食べることが一番多い。

帰京は夕方以降になるので、新幹線の中では必然的にお酒を飲むことになる。

 

そうすると、駅弁を選ぶポイントは酒の肴になること、が一番。

そして、その時の胃腸の調子や並んでいる駅弁のラインナップ、そして懐具合から魚、肉いずれをメインにするのかを選ぶことが多い。

 

ただこの日のポイントは「こぼれ牛」なる駅弁のネーミング。

溢れんばかりの牛肉が盛り付けられた駅弁であることは想像がつくが、ビジュアルが浮かんでこない。

 

そこで、論より証拠、百聞は一見に如かず、ということで駅弁を購入。

で、ふたを開けると・・・

 

 

駅弁の入った袋を斜めに持っていたこともあり、こぼれてます、牛肉が。

写真を撮るために「こぼれ」た牛肉を箸を使って原状回復を図るのだが、もう、何が何やら、という状況である。

 

原状回復をそこそこに諦め、早速食べてみる。

まあ、しかし、いろんな工夫がされているのだろうが、冷たくなった牛肉はどうしてもネッチャリ感を感じてしまい正直おいしくない。

 

牛肉と一緒にご飯にのっかっている厚焼玉子はいい塩梅なのだが、肝心の牛肉がいただけない。

ここで、ふと「美味しんぼ」で海原雄山が牛肉の刺身をのせた寿司を批判していたことを思い出す。

やっぱりすごい、海原雄山。

 

牛肉のお寿司の話は何年、何十年前に読んだはずだが、この年になって海原雄山の指摘が正しかったことを実感する。

御弁当の味はとも角、久しぶりに美味しんぼを思い出すことができた駅弁、である。

 

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