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久し振りの篠田屋訪問。
四条烏丸にある事務所から地下道を通って四条河原町。
河原町通を北に上がって三条通との交差点を東に進む。
川端三条の交差点を超えると左手(北側)に篠田屋はある。
この日は午前11時半の開店時間に合わせてお店を訪ねることにした。
というのも、先だって昼時に店の前を通りかかると外国人観光客が何人も並んでいる姿を見かけたからである。
創業1904年の老舗とはいえ、気安く行ける篠田屋までも外国人観光客に我が物顔で占領(失礼!)されてしまうのかと、少しばかり警戒しての早めの訪問となったのである。
しかしながらそうした心配は杞憂に終わった。
先客は中年の夫婦らしい男女一組。
テーブルに座るとお店の人が注文をとりに来てくれる。
中華そば、にしんそば、京都らしくビフかつなど名物はいろいろあるけど、やっぱり皿盛(さらもり)である。
600円のにしんそばより50円高いだけの650円。
それにしてもにしんそば650円は京都の食堂でも格段に安い。
少し南に下がって南座の横にある「総本家にしんそば松葉」。
にしんそばを最初に出したお店として知られているが、こちらでにしんそばを頼むと1300円。
篠田屋の倍である。
おはなしを皿盛にもどすと、皿盛とはご飯にカツをのせてカレーうどんのおつゆをかけた料理。
けっこう片栗粉を使っているのか、おつゆは相当な粘度。
味は少し違うが、昔懐かしの小麦粉いっぱいの純日本製カレーライスと同じくらいか。
むちゃくちゃ美味しい、といった料理ではないが、何となく懐かしい味がする。
カレーうどん用のルーに片栗粉を足してご飯にかけると同じ料理ができそうであるが、きっと同じ味にはならないんだろう。
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