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【実例で見る「相続」の勘どころ】

税理士 吉野広之進 2017年 税務研究会出版局

 

著者の税理士吉野広之進先生は、長らく税務署で資産税を担当された後退官し、現在、税理士、行政書士として活躍されている。

資産税の担当が長かっただけあり、本書でも相続(税)対策や、相続税申告の勘どころが分かりやすく解説されている。

当然ながら本書を読んで沢山の「気づき」があった。

相続税の計算において受遺者は基本的に債務控除できないこと、はずかしながら本書を読むまで知らなかった。

相続税の連帯納付義務を免れることができる(かもしれない)方法など、目からうろこ、である。

本書を読んで改めて感じたのは、やはり貴重な時間を使って読むなら専門家の書いたものに限るということ。

不動産会社やコンサル会社の社長などが宣伝半分で○○舎などから相続対策に関する新書を出したりしているが、その大半は読む時間が無駄といっていいと思う。

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