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長崎のＢ級グルメ、最後は定番のトルコライス。

長崎に行くたびに一度は口にする長崎名物である。

今回行ってきたお店は「ル・シェフ」。

なかなか格調高き名前のお店である。

で、どこにあるのかというと、長崎市役所の中。

長崎駅から歩いて向かうと坂を上って15分ほどで到着する。

職員の人や来庁者が気軽に利用できそうなレストランである。

この日は11時過ぎにおじゃましたが、ほかに客の姿はなく、一番乗り。

入口に入ると食券販売機があり、食券を先に求めるシステム。

「南蛮カレー520円」「名工ランチ510円」などとよく分からないが魅力的なメニューが並ぶ中、初心を貫徹して「トルコライス520円」にする。

カウンターでおばちゃんに食券を渡し、庭が見える席で料理ができるのをしばし待つ。

鍋に火が入っていなかったのだろうか、10分ほど待ってトルコライス完成。

520円のトルコライス、今まで食べたトルコライスで最安値である。

サフランライス？とスパゲティが半分ずつ盛られ、その上に薄いカツがのりデミグラスソースがかけられている。

一応ミニサラダも付いてくる。

味付けは十分とも思ったが、せっかくなのでテーブルにあった長崎名物の金蝶ソースをかけていただくことにした。

食べてみると全てが懐かしい味なのである。

スパゲティも店で食べる味ではなくて家で作ったケチャップ味のスパゲティの味。

薄いカツに甘い金蝶ソースがしみてうまい。

なにかゆったりとした気分になって食べ終え、市役所を後にした。

次に長崎に来たら、もう一度訪ねてみたいと思う。

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