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【新装版ザ詐欺師】別冊宝島編集部 2009年 宝島社

 

本書で紹介される詐欺の手口は、手形詐欺、取り込み詐欺、カード詐欺、医学全書詐欺、マルチ商法、M資金…

登場時するのは、開設屋、抜き屋、地面師、バッタ屋、街金…

浜の真砂は尽きるとも、世に盗人の種は尽きまじ、と読んだのは石川五右衛門と言われているが、本書を読む限り、詐欺の手口も尽きないのではと思われる。

経済活動があるところに詐欺師あり。

 

最近、大手住宅メーカーの積水ハウスが地面師に63億円だまし取られたニュースは記憶に新しい。

本書にも地面師が暗躍する不動産詐欺が紹介されている。

スティングやキャッチミーイフキャンなど、詐欺をテーマにした名作は多いが、本書のような実録ものはやはり迫力がある。

大変参考になった(何の!)。

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