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以前、先輩の税理士から、京都の老舗では相続税の申告は京都以外、たとえば大阪や東京の税理士に相談は依頼をするという話を聞きました。

 

地元京都の税理士に相続税の相談をすると「うち」のことが税理士に丸わかりになる。

税理士といえども人の口に戸は立てられない。

したがって、地元の税理士への相談を敬遠する…

 

うちの事務所に関しては、相続税申告のご依頼、ご相談は、やはり京都市内に住んでいるお客様が一番多いので、京都の人が地元の税理士に依頼しないことはない、と思います。

 

ただ、社歴何百年、柱に応仁の乱のときの刀傷がある、といった超老舗から相続税申告のご相談、ご依頼をいただくことは滅多にありません。

 

ただ、これには思い当たる理由があります。

親子で法律事務所・会計事務所を経営している弁護士、税理士は、数は少ないが間違いなく存在します。

 

超老舗の相続税申告に関する相談は、こうした代々つきあいのある弁護士や税理士に集中しているのではないかと思われます。

 

もちろん老舗の中でも大手になると東京や大阪の税理士法人に相続税申告を依頼することもあるでしょう。

 

また、社長の中には会社の財布と社長の財布は別にしておきたいといって、相続税の申告はあえて会社の顧問税理士以外に依頼する人もいます。

 

したがって、普段付き合いのある税理士以外に相続税の申告を依頼するというのは、京都に限った話ではないと思われます。

 

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