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浅草で昼ご飯を食べることになった。

とんかつ、どじょう、うなぎ…

名物はいろいろあるけど、今回は一つのお店でいろいろ食べることができる神谷バーである。

開店時間の15分前に店の前を通ると、すでに5，6人が列を作っている。

少し慌ててその後に並ぶ。

見る間に列が伸び、開店時間になるとゆうに30人以上の人が並んでいる。

店が開くとそのまま1階に向かう客と階段で2階に向かう客に分かれる。

自分は1階。

まずレジの前に並び食券を購入。

神谷バーという名前から主として酒を提供する「バー」をイメージする人もいるが、神谷バーはいうなればデパートの大食堂。

最初に食券を購入し、テーブルに着いてからウエイターに食券を渡し、料理が運ばれてくるシステム。

まずは魚のミックスフライ。

そしてポテサラ。

飲み物は生中、そして神谷バーといえばデンキブラン。

テーブルに座りウエイターに食券を手渡す。

すぐに生中とデンキブランが運ばれてくる。

デンキブラン、ブランデーがベースでキュラソーやジンがはいっていて飲み口はたいへんまろやか。

でも、調子にのって飲んでいるとアルコール度数30度なので泥酔まっしぐら。

ミックスフライをつまみ、デンキブランをちびり。

ポテサラを口に運び生中をぐびり。

自分でいうのも何だが、誠に優雅な昼ごはんである。

あらためて周りのお客さんを見てみると男性客はほとんどが年配の人たち。

そしてほとんどの男性客がお酒を楽しんでいる。

ここで軽くお酒をひっかけて浅草見物。

自分もいつか仕事をリタイヤしたらこんな優雅なお昼ご飯を週に何度か楽しみたい。

そんなことを考えながら滞在30分ほどで神谷バーを後にした。

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