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【相続財産を3代先まで残す方法】　廣田龍介　2013年　幻冬舎メディアコンサルティング

著者紹介に拠れば、著者はは資産税を得意とする税理士で、法人・個人の資産税に関して幅広くコンサルティングをしているとのこと。

本書でも、遺言や家族信託を活用して3代先まで資産を残す方法や、法人を活用した相続、相続税対策が紹介されている。

著者には失礼だが、書いてあることに目新しいことは特にない。

これはある意味当然で、民法や相続税法に依拠した対策は、法律の規制がある以上、できることに自ずから限界がある。

したがって、遺産分割や相続税の対策を謳った書籍の内容は、本書に限らず同じようなものになりがちである。

それでも、本書のように気の利いたタイトルがついていると、つい手にとって読んでしまう。

もちろん相続のこをとあまり知らない人が読む分には本書は大いに有用であると思われる。