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【老後の財産は「任意後見」で守りなさい】

眞鍋淳也 2015年 幻冬舎メディアコンサルティング

 

著者は弁護士、公認会計士。

本書では、任意後見制度等の活用による財産管理が解説されている。

2025年には65歳以上の高齢者の5人に1人が認知症になるといわれている。

そうした状況の中、高齢者の財産管理は喫緊の課題である。

財産管理が十分にできない高齢者を狙った特殊詐欺犯罪の数は、減少するどころか増加の傾向にある。

また、法定後見人となった親族が本人の財産を使込むケースも数多く報告されている。

高齢になると人の認知能力は低下する。

財産管理を自分で十分にできない事態は避けることができない。

そこで、しっかりと物事を判断できるうちに、信頼できる人物との間で任意後見契約を結んでおく。

また、併せて療養監護等をお願いする見守り契約、財産管理をお願いする財産管理契約を結んでおく。

そうすれば、身体能力は低下していても物事をしっかりと判断できるうちは、見守り契約、財産管理契約で生活支援を受けることができる。

やがて判断能力が低下してきたら、任意後見契約により任意後見人に財産管理をお願いする。

本書では、こうしたスキームの解説に加え、誰に任意後見人になってもらうのがいいのか等も述べられている。

任意後見制度を分かりやすく解説した一冊である。

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