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週末の昼過ぎ、子どもと一緒に京都の四条河原町で焼き肉を食べた後、真如堂と金戒光明寺に歩いて向かうことにした。

時間があれば子供と一緒に週末に洛陽三十三所観音霊場を巡るようになって半年。

三十三所であればすぐに巡ることができると高を括っていたが、思いのほか時間がかかっている。

この日参拝した真如堂（新長谷寺）は第五番、金戒光明寺（黒谷）は第六番の札所。

いずれも参拝を済ませ御朱印を授かると、ここまで来たのだからと、吉田にある緑寿庵清水まで足を延ばすことにした。

緑寿庵清水。

金平糖の専業としては京都一、いや日本一有名なお店だろう。

本店への交通の便は決して良いとは言えないが、休日ともなると店内が買い物客であふれ返る。

この日もあまり広くもない店内に10人近くの買い物客の姿があった。

この日求めたのはミルクの金平糖。

牛の形をした紙製の容器を一目見て気に入った。

税込み1,836円という値段は高いのか、安いのか。

店を出て川端今出川から鴨川の遊歩道を四条を目指して歩くことにした。

四条河原町から阪急に乗車して帰宅する。

この日は一日で20キロ近く歩いた。

家に帰って容器を開けると白い宝石のような金平糖が出てきた。

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