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最近広く認知されるようになったが、京都のラーメンはコッテリが主流である。

天下一品をはじめ、スープがほとんど半練りゲル状態といったお店も少なくない。

今回訪問した老舗ラーメン店、北大路の「いいちょ」のラーメン、スープこそゲル状態ではないが、背脂をきかせたしっかりした味付けである。

こちらのお店、昼時に行くといつも行列ができているので、開店時間の11時に合わせて出かけてみた。

すると店先に男が5人ばかり並んでいる。

もう行列？と不思議に思い行列最後尾の学生らしい男性に聞いてみると、まだ店が開いていないだけとのこと。

そこで安心して並んでいると、ほんの2、3分で無事開店。

はじめてカウンターに座ることができた。

注文したのはラーメンとチャーハン。

セットで頼むと100円引きの1,100円。

客は続々と続き、店を開いて10分ほどで満席、後から来た客が行列を作り始める。

店員はみな忙しそうに動き回っているが、愛想がよく接客◎。

注文してから10分ほどでラーメンとチャーハンが到着。

スープは先に書いたように背脂がきいてしっかりした味付け。

チャーシューも麺もうまい。

もちろんチャーハンもうまい。

ただ、隣に座った男から漂う香水の匂いがラーメンのうまさに水を差す。

ラーメン屋に気取って香水なんか付けてくんなや！

ラーメンとチャーハンで1100円、昼ごはんにしては少し高いと思っていたが、食べるおえると納得できる値段だと思えるようになった。

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