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【小名浜美食ホテル 磐越東線百周年記念弁当】
2018年3月 東京駅・駅弁屋祭で購入(1100円)
夕方で混雑する駅弁屋祭。
入り口付近の平台に目ぼしい駅弁がなかったので、人混みをかき分けて奥に進む。
すると店の片隅に積み上げられた駅弁の掛け紙に「記念」の文字を発見。
いつも記念駅弁を探し求めているおかげで、「記念」の文字が自然と目に入るようになった。
手に取ってみると「磐越東線百周年記念駅弁」とある。
調製元の小名浜美食ホテル、今年の阪神駅弁まつりで別の駅弁を購入して好印象を持っていた。
内容物を確認せずに購入。
後ほど車中の人となり掛け紙をほどくと、一見普通の幕の内タイプの駅弁が姿を現す。
しかし、よーく見てみるとバカでかい目玉焼きの下から駅弁では見慣れない食材が姿をのぞかしている。
もしやと思い、箸で目玉焼きをめくると…
まさかの輪切りパイナップルが出現。
駅弁でパイナップルに遭遇したのは初めて。
冷えたハンバーグと目玉焼きの間に、これまた冷えたパイナップル…
こんなもの旨いわけがない!と思う一方で、駅弁謹製元でも試食し、自信をもって販売しているはず、だとも思う。
で、食べてみるとパイナップルを現認した際の不安が現実のものとなり、ぜんぜん旨くない(‘ω’)ノ
むしろ、「ま〇い!」と言いたくなる味である。
ご飯、桜ご飯、くるみゆべし、里芋・椎茸・人参・いんげんの煮物など、ほかの食材は普通なのだが、冷えた目玉焼き、ハンバーグ、そしてパイナップルが駅弁の調和を乱している。
よほど残そうかと思ったが、もったいないのでプレモルで冷えたパイナップルを流し込む。
パイナップルを食べていると、なぜか悲しくなってきた。
駅弁を食べながら悲しくなったの久しぶり…
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