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【租税法】 金子宏 2015年 弘文堂

 

弁護士になったばかりのころ、ある大学の先生が、法律を体系的に理解するには基本書をしっかりと読み込む必要がある、といった話をされていた。

Q&A方式の実用書は必要な情報をいち早く拾い出すことができる一方、テーマとなっている分野の横断的な理解にはあまり向かない。

だから当該分野を体系的に論じている基本書を読み込むことが必要であると。

確かにそのとおりである。

そこで、久しぶりに租税法の基本書を通読してみた。

全部で1000頁を超える大部。

読了まで1か月かかってしまった。

読み終わると何かを成し遂げたという満足感。

これからも時間を見つけては基本書に目を通していきたいと思う。

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