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【Q&A医療法人を取り巻くリスクとコンプライアンス ガバナンス強化と法務・税務・会計・労務】

監修 弁護士 稲葉威雄 弁護士 鳥飼重和

編著者 弁護士・公認会計士 岩崎文昭

 

平成27年の医療法改正により医療法人のグランドデザインが大きく変わることになった。

これまで任意の設置機関であった理事会が必置の機関となり、併せて理事の対医療法人、対第三者に対する責任が明確にされた。

一方、常勤医師1人又は2人が診療所を解説するいわゆる一人医師医療法人が医療法人全体に占める割合は約83%にのぼる。

今回の医療法改正により、こうした一人医師医療法人にも理事会を設置することが義務付けられた。

この医療法人に設置される理事会は、役員としての理事3人以上で構成され、理事とは別に監事を置くことも必要とされている。

この理事3名以上、監事1名以上には上述の責任が課せられるため、一人医師医療法人において、この理事や監事をいかにして確保するのかが喫緊の問題として浮上してくることになった。

本書では、今回の医療法改正を受けて、医療法人がコンプライアンスやガバナンスをどのように再構築していく必要があるのか等が解説されている。

私の事務所にも、医療法人から定款見直しによって理事や監事の責任を限定するといった相談がくるようになった。

認定医療法人への移行の問題とともに、医療法人は今回の医療法改正にしっかりと対応しておかないと先々大きな問題が生じるかもしれない。

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