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新潟駅の西口改札口を出てしばらく歩くと、新潟の名産品を販売している店に行き着く。

店に入り名産品の売り場を抜け、さらに奥に進むと今回紹介する「ぽんしゅ館」がある。

この店のシステムは、まず入口カウンダ―で500円支払うと（Suica可）、店の人が小さなお猪口とコイン5枚を渡してくれる。

店の壁には新潟の蔵元ごと、銘柄ごとに日本酒が試飲できるディスペンサーがずらりと並ぶ。

客は気に入った日本酒を見つけると所定の位置にお猪口を設置し、コインを投入。

すると日本酒が注がれるというシステム。

コインが5枚なので、5種類の日本酒を飲み比べることができる。

お猪口が小さいので、1回あたり飲むことができる量は知れている。

そこで、いろんな日本酒を少しづつ飲んで、自分の好みの1本を探し出すことができるようになっている。

この日5種類の日本酒を試飲して一番気に入ったのが塩川酒造の「のぱ」。

京都では聞いたことがない銘柄。

飲んでみると何とも言えない酸味とコクがあり、一度ではまってしまった。

店の人に聞いてみると、4合瓶が販売されているとのこと。

京都まで少し荷物になるが、せっかくなので4合瓶を求めて店を後にした。

ぽんしゅ館、日本酒好きにはたまらないお店である。

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