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【弁護士の経験学 事件処理・事務所運営・人生設計の実践知】

弁護士高中正彦 弁護士山下喜久 弁護士太田秀哉 弁護士山中尚邦 弁護士山田正記 弁護士市川充 2016年 ぎょうせい

 

タイトルにあるように、弁護士の事件処理の要諦、法律事務所経営のノウハウ、事務所経営者としての弁護士の人生設計のポイントが解説された一冊。

執筆者はいずれも東京弁護士会所属のベテラン弁護士。

 

さて弁護士であるが、最近は私のように社会人からの転身組も増えてきた。

ただ、それでも主流は大学院を卒業して司法試験に合格、そのまま司法修習生を経て弁護士になるルート。

大規模事務所であればともかく、ボス弁(所長弁護士のこと)1人の事務所にイソ弁(勤務弁護士のこと)で入ると、ボス弁以外の弁護士がどうしているのか、なかなか分からない。

さらには、最近増えてきたソクドク(司法修習後、ただちに独立すること)の場合、そうした機会すら与えられない。

 

そうした弁護士には役に立つ一冊だと思う。

もちろん自分のような弁護士にも大先輩の経験談は大変参考になった。

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