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人吉駅弁やまぐち 鶏のてりやき弁当
2013年6月15日 人吉駅・人吉駅弁やまぐちで購入(1000円)
人吉駅で、乗車してきたSL人吉号から、吉松駅まで乗車する「いさぶろう号」に乗換え。
いさぶろう・しんぺい号、人吉駅発・吉松駅行は「いさぶろう号」、反対の吉松駅発・人吉駅行は「しんぺい号」として運転されている。
「いさぶろう」とは、人吉駅 – 吉松駅間が建設された当時の逓信大臣山縣伊三郎に、「しんぺい」は同区間開業当時の鉄道院総裁後藤新平に由来する。
使用車両はキハ47系で、塗装は古代漆(深赤)で、九州新幹線の800系の帯の色と同じカラーが採用されている。
人吉駅弁やまぐちで、栗めしと一緒に購入したのが鶏のてりやき弁当である。
栗めしと鶏のてりやき弁当をかかえて人吉駅に戻り、いさぶろうの到着を待つ。
しばらく待つと、篠突く雨の中、いさぶろうが入線してきた。
深赤のボディーが雨に濡れてうつくしい。
雨に濡れそぼってボディの色がさらに落ち着いた赤に見える。
ディーゼル気動車特有のエンジン音が泣かせる。
いさぶろうに乗って雨の肥薩線を旅することができる。
なんて幸せなんだろうなと思う。
おまけに人吉駅弁やまぐちの鶏のてりやき弁当というお供までいるではないか。
乗車してしばらくすると、キハ47特有のズゴゴゴゴォォーン!!という野太い雄たけびを上げて、いさぶろうは人吉駅を出発した。
しばらく車窓をながめた後、鶏のてりやき弁当を食べる。
ふたを開けると、ご飯の上に大きな鶏の照り焼きが4つ、いや5つ、豪快にのっかっている。
さっそく鶏の照り焼きにかぶりつくと、地鶏を使用しているのか、なかなかの歯ごたえである。
おかずには、松かさに切ったイカなど、手の込んだものが多い。
人吉駅弁やまぐちの駅弁、一つ一つの駅弁に丁寧な仕事がなされている。
肥薩線の山奥の駅で、いい調製業者の駅弁に出会うことができた。
人吉駅弁やまぐちでは、特急の停車時間に合わせて駅で立売もやっている。
つぎに人吉駅を訪問することがあれば、駅の立売で駅弁を買い求めてみたい。
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