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JR北海道の列車を乗り継いでの旅。

初夏の北海道最高!のはずが残念ながら予想外の出来事ばかりが続いてしまったので少し紹介したい。

 

今回の旅で利用したのが北海道フリーパス。

北海道フリーパスを利用すると、JR北海道の自由席特急を含むすべての列車に7日間乗り放題となる。

さらに予め予約をすると特急の普通車指定席を6回まで利用できる。

 

これで2万6230円なので、使いようによっては大変お得な切符である。

さて、今回の旅のスタートは札幌。

札幌駅14時16分発釧路行スーパーおおぞら7号に乗車。

 

 

スーパーおおぞら7号は札幌駅を出発して千歳線を南下し、南千歳駅から石勝線に入り、新得駅から根室線に入って釧路駅に向かう。

走行距離348キロ、札幌から釧路までの乗車時間4時間20分。

乗りごたえのある特急である。

 

使用される車両はキハ283系。振り子式の気動車である。

14時16分、スーパーおおぞら7号は札幌駅を定刻に出発。

 

石勝線に入ると振り子機能を全開にしてカーブを高速で抜けていく。

酔うから嫌だという人も多いが、個人的には振り子式特急は大好き。

快調に釧路を目指して進んでいく。

 

ところが、新得駅を出発し御影駅を過ぎた辺りから急にペースダウン。

車内放送によれば帯広市付近が高温のため、次の芽室駅まで徐行運転を行うとのこと。

 

数日前、北海道で例年にない暑さのためにレールが曲がり、列車が脱線しそうになったというニュースを聞いた。

この日も帯広で37度を超える記録的な高温を記録しそうだとのこと。

その後、池田駅に到着するまで断続的に徐行が行われる。

 

この日は、釧路駅に18時39分到着後、18時56分釧路駅発5635d(各駅停車)で根室まで向かうことにしていた。

乗換時間17分。

しかし、釧路の一つ前の停車駅である池田を出発した時に遅れは35分。

 

心配になって車掌に釧路駅での乗り継ぎを確認すると、5635dの出発はスーパーおおぞら7号到着に合わせるとのこと。

釧路駅には予定より30分遅れて19時5分頃に到着。

ただちに5635dに乗り換え、通称花咲線で根室に向かう。

 

 

5635dに2時間40分ゆられて、22時少し前に根室駅到着。

根室駅で降車した乗客は自分を含めて5名ほど。

写真を撮っているうちに他の乗客の姿は見えなくなった。

 

この日の乗車時間は7時間半。

まずは初日からJR北海道を堪能することができた。

 

 

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