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【妻に隠しごとがあるオーナー社長の相続対策】

佐野明彦 2015年 幻冬舎メディアコンサルティング

 

タイトルに魅かれて手に取った一冊。

本書は、「どんな男性にも、妻や家族に隠し続けていることの一つや二つはあるものです。」という文章から始まる。

全ての男性に妻、家族への隠し事があるものなのか甚だ疑問であるが、面白そうな展開である。

読み進むと、オーナー社長の隠し事として①自分が自由に使えるお金を管理している口座、②不倫相手の存在、③不倫相手との隠し子、④不倫相手を住まわせている不動産、などが挙げられている。

確かにこの手の隠し事は話としてはよく聞く。

 

さてどのような対策があるのか。

対策その一、どうしても隠したいものは、一切を闇に葬り隠し通す。

対策その二、信頼を置ける人には知られていいものは、その信頼をおける人と情報を共有し、万一の時にはその後始末を依頼する。

対策その三、知られてもいいと考えられるものは妻や家族と情報を共有する。

 

これって対策なの???

不倫相手に対する対策は、不倫関係を清算。

それはそうだけど…

著者の方には大変申し訳ないが、久しぶりに読んだ後オイオイと突っ込みを入れたくなった。

本を手に取ってもらうためにはやっぱりタイトルが大事なのね。

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