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函館での仕事が終わった。
昼間はそれほどでもなかったが、日が暮れると冷え込みが厳しい。
函館駅前の観光客の姿もまばら。
ホテルに帰る前にご飯を食べようと駅前の居酒屋を物色。
この寒い中、店の前で呼び込みをしている店がある。
店の名前は「魚さんこ」。
早速暖簾をくぐるとカウンター席に通される。
とりあえずのビールを頼み、紙に書かれた手書きのメニューでおすすめを検討する。
店の一押しは活(かつ)イカの刺身とあるのでそれを注文。
函館朝市で売り切れで食べることができなかった活イカと居酒屋で遭遇。
注文してしばらくすると店の従業員がこれから捌くという生きたイカを見せにやってくる。
10分ほど待って刺身到着。
刺身を持ってきたおばちゃんからも「イカ生きているから醤油かけると動くわよ」と言われる。
別にイカが動かなくてもいいのだが、醤油をかけないとおばちゃんが動こうとしないのですこしゲソに醤油を垂らす。
ゲソが力なく身をよじる。
それを一緒に見ていた店のおばちゃん、まるで自分の手柄のように「ほらね」といってやっと立ち去る。
次に鰊の塩焼きを注文。
北海道に来たら鰊ばかり食べているような気がする。
イカや鰊をつつきながらカウンターの横に置かれた水槽をながめると、ガラスに毛ガニが張り付いてこちらを見ている。
オレを食べるなよ、注文するなよと無言のプレッシャーを感じて居心地が悪い。
この日は結局イカと鰊で生中と緑茶ハイ3杯を飲んで店を出た。
活イカの刺身1,280円、鰊塩焼き780円也。
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