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夜中にBSを見ていると、百年食堂という番組で京都の食堂を紹介していた。
いくつかの魅力的な食堂が紹介される中で、三条川端にある篠田屋という食堂が妙に気になった。
そこで相続セミナーで聖護院に行くことになったとき、その途中で篠田屋に立ち寄ることにした。
この日はあいにく朝から土砂降り。
正午に篠田屋に入ってみると、客が食事を終えて出るところで入れ替わりに席に着くことができた。
席についてメニューを眺めていると男性が昔懐かしい岡持ちをもって店を出て行った。
この日は20分ほどお店に滞在したが、この配達の男性、都合3回出前に出かけて行った。
お店だけではなく出前でも繁盛しているようである。
料理は最初から名物の「皿盛り」と決めていたのでお茶を持ってきた女性に皿盛りをオーダーする。
客はほとんどが常連のようで、自分のように一見客はごく少数のようである。
注文した皿盛り、丁度お昼の忙しい時間とあって少し出てくるまで時間がかかった。
待っていると注文を聞いた女性が、何度ももう少しだけ待ってくださいねー、と声をかけてくる。
気持ちのいいお店である。
皿盛りは10分ほどして出てきた。
ふつうのカレーに見えるが、ご飯の上にかかっているのは出汁のきいたカレーうどんのスープである。
その中にとんかつが鎮座している。
食べ始めると最初は味に違和感を感じるが、そのうち舌が慣れてくるとスプーンが止まらなくなる。
ご飯にかかっていたスープは相当熱かったが10分ほどで食べ終わってしまった。
昭和の時代で時間が止まったままのような店内。
丁寧で気持ちの良い接客。
そして美味しい皿盛り。
篠田屋にはまた行ってみたいと思う。
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