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夜中にBSをつけると、たまたま旅番組がやっていた。

芸能人が広島のローカル線を旅するというもので、呉線など魅力的な路線が紹介されていた。

 

この手の番組は好きなので見ていると、広島市内の繁華街で昼食を食べる場面となった。

そこで紹介されていたのが、なんと350円のとんかつ定食。

 

今どき学食でもこの値段はありえない。

芸能人がこのとんかつ定食を食べ、どのような感想を言っていたのかは全く覚えていない。

 

 

しかし「とんかつ定食=350円」だけはしっかりと長期記憶に定着した。

さて後日、広島の顧問先のお客様を訪問する前にこのとんかつ定食を食べてみることにした。

 

お店の名前は「肉のますゐ」。

広電の八丁堀の電停から一筋北に上がった角にある。

 

ショーウインドーを一目見たが、350円のとんかつ定食らしきものは確認できなかった。

店員に一人で来店したことを告げると、空いているからと掘りごたつの座敷に通された。

 

そこで改めてメニューを見ると、ありました「サービス トンカツ(ライス付)350」の文字が。

注文すると、店員は元気よく奥に「サービス一つ~」とオーダーを通してくれた。

 

待つこと5分ほどで念願の350円のとんかつ定食と対面できた。

さっそくフォークとナイフを使ってとんかつの摂取を開始する。

 

 

しかし、ナイフが肉の筋にひっかかり、なかなか上手に切り分けることが出来ない。

それでも頑張ってとんかつを切り分け、かかっていた茶色のソースと一緒に口に運ぶ。

 

咀嚼して嚥下しようとするのだが、肉が抵抗して咀嚼がなかなか進まない。

かなり「噛み応え」がある肉である。

 

とんかつの下の茹でたキャベツ、時間が経っていたせいか少しばかり濡れそぼっていた。

少しばかり奮闘することになったが、最後まで美味しく完食。

 

食べ終わって思うに、確かにこのサービストンカツには色々と注文を付けることはできると思う。

が、広島の一等地でこの値段でとんかつ定食を提供しようとする店主の心意気。

 

むしろ、こちらを賞賛したいと思う。

 

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