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先日、甲府に出張した帰り、身延線に乗ってきた。

身延線は、静岡の富士駅と山梨の甲府駅を結ぶ営業キロ数88キロの路線。

 

全線で富士川の左岸を通る山岳路線である。

まずは甲府駅で信玄公の銅像に旅の無事を祈願し、甲府駅6時44分発富士行の各駅停車に乗車する。

 

 

使用されている車両はJR東海313系で、運転はワンマン。

甲府駅構内では通称ロクヨン、EF64の1052号機を撮影したりするうちに発車時間。

 

早朝の電車にもかかわらず沿線の高校に通う高校生で車内はすぐ満員となる。

現在のローカル線は沿線の学校に通う高校生と大学生に支えられている。

 

乗車した車両は、波高島駅まで甲府盆地を進み、波高島駅を出発すると富士川に沿って進んでいく。

途中、路線名の由来となった身延駅を通る。

 

身延駅は、日蓮宗総本山身延山久遠寺があるが、今回は時間の都合で通過する。

身延線は富士山の西側を進む路線であるが、線路の東は延々と山が続くため、西富士駅付近になって初めて富士山を眺めることができる。

 

 

新幹線で富士川鉄橋を渡るときに富士山が見えると、車内では歓声が上がったりする。

しかい、地元民の足である身延線では、富士山が見えても誰も関心を示さない。

 

電車は、富士山を左手に見ながら西富士宮駅と進み、9時01分に富士宮駅到着。

ここで途中下車し、名物の富士宮焼きそばなど食べて10時6分富士宮発の各駅停車に再び乗車。

 

 

富士宮駅を離れると富士山はどんどん遠ざかり、やがて見えなくなってしまった。

各駅停車は10時25分の定刻に富士駅到着。

 

今回の身延線乗車、乗車時間3時間、途中下車・通過した駅38駅だった。

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