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厚岸駅前氏家待合所 かきめし
2013年6月20日 東京駅・駅弁屋祭で購入(980円)
初めて厚岸駅前氏家待合所という名前を見たときは、なんで「待合所」が駅弁作るんだ?と不思議に思った。
調べてみると、そういう名前の駅弁調製業者であることが分かった。
厚岸駅まで行けば、駅前にテイクアウト専門の厚岸駅前氏家待合所でかきめしを買い求めることができるようである。
買い求めることができるようであるが、列車を使って買い求めに行くことはなかなか難しい。
だって厚岸駅を発着する列車って根室行きも新得行きも一日5,6本しかなくて、いったん厚岸駅で下車してしまうと、次の列車まで2時間待ち、3時間待ちの世界である。
いぜん、厚岸駅のある花咲線を各駅停車で旅したことがあるが、かきめしを食べるためにそれだけの時間を使うことができなくて、結局、厚岸駅乗車を諦めたことがある。
そう、駅弁のかきめしを現地、厚岸駅の氏家待合所で食べるのは至難の業なのである。
でも、東京駅の駅弁屋祭なら新幹線に乗る前の数分を利用してかきめしを買い求めることができる。
そう、東京駅で厚岸駅のかきめしを食べことのできる幸せ(*´▽`*)
駅弁屋祭さまさま、である。
さて、かきめしの中身。
中身って言っても、駅弁の名前が「かきめし」なんだから、中身だってかきめしに決まっている。
いちおー念のためにご紹介すると、牡蠣の炊き込みご飯の上一面に切り昆布とふっくらした牡蠣が敷き詰められている。
牡蠣自体さすが北海道産というべきか、噛むほどに磯の味と香りが口の中に広がる。
ふっくらとした牡蠣の食感は冷めていても変わらない。
単調となりがちな牡蠣めしに、紅一点、付け合せの紅ショウガがいい箸休めになる。
最近は駅弁屋祭だけではなく、上野駅のアトレーなんかでも買い求めることができるようになったかきめし。
けっこう人気の駅弁なんだろうと思う。
ごちそうさんでした。
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