ブログ
ぶるぺん 枕崎一本釣り鰹めし
2013年2月11日 鹿児島空港売店で購入(800円)
今回ご紹介する駅弁空弁の前にすこしばかりJR九州の特急ばなにお付き合いください。
「いぶすきの玉手箱」通称「いぶたま」は、鹿児島中央駅と指宿駅を結ぶJR九州自慢のリゾートトレインである。
仕様車両はキハ47形で、車両は黒と白のツートンに塗装されている。
列車名のいぶすきの「玉手箱」や、黒と白の塗装は、沿線の浦島太郎伝説に由来する。
浦島太郎が玉手箱を開けると、あっというまに黒髪が白髪に変わってしまったこと表しているのである。
車両デザインは、JR九州のリゾートトレインといえばこの人しかいないでしょう、ということで水戸岡鋭治さん。
車内は木材がふんだんに使われ、広い窓から錦江湾を眺めることができる。
車内で客室乗務員の女性の案内を聞きながら、鹿児島中央駅から指宿駅までの約1時間ほど。
当日は雨で、錦江湾の眺望は今ひとつであったが、わたくしは眺望よりもいぶたまに乗りに来たので大満足であった。
前置きがずい分と長くなったが、このいぶたまに乗るために降り立ったのが鹿児島空港である。
今回買い求めた枕崎一本釣り鰹めしは、鹿児島空港で販売されている空弁である。
いぶたまは指宿駅で鹿児島中央駅に折り返しとなるが、指宿枕崎線をそのまま進めばやがて終点の枕崎駅に到着する。
その枕崎で、一本釣りで釣り上げた、鰹をつかった、めし、なのである、今回の空弁は。
ご飯の上に錦糸卵がしかれて、その上に大ぶりの鰹の生ぶしが3つ。
生ぶしは噛むほどに凝縮された鰹の旨味が口中に広がる。
さつま揚げと玉子焼、そしてさつま芋の天ぷら「がね」。
鹿児島の、そして枕崎の名産が詰まった駅弁、もとい空弁である。
このほかの駅弁ブログは
お問い合わせ・ご相談予約


