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わたくし、人間をずい分やってきたのであるが、この年になっても知らないことばかりである。

すこしまえ、ある金融機関でのセミナーの際、ご担当者のH氏と阪急十三駅近くの支店で待ち合わせをしたときのことである。

十三駅西口の目と鼻の先に古ぼけたお店が一軒。

むかしから目にしていたお店なのであるが、これまでは露ほども注意を払うことはなかった。

なんとなく、ふる~いお店があるなぁ~ (/ω\) 程度の認識である。

ところが、H氏に拠れば、こちらのお店は泣く子も黙る

\(゜ロ\)(/ロ゜)/ 喜八洲総本舗 \(゜ロ\)(/ロ゜)/

というみたらし団子の有名店であるというではないか( ゚Д゚)

しらなんだ・・・・・きはっしゅうきやそ・そうほんぽ なんてお店のことなんか・・・・

なんでも大阪の人間なら知らない人はいない有名店らしい。

わたくしも18年くらいは大阪の人間をしていた時期があり、幼少のミギリには十三駅近くにある履正社というスイミングスクールに6年近く通い河童の生まれ変わりとまで言われていたのに・・・

それではと、名物のみたらし団子でも買って帰るかと思った矢先、この総本舗の定休日は火曜日であり、本日が火曜日であることが判明したのである

がぁぁぁぁーーーん \(゜ロ\)(/ロ゜)/

落胆のあまりしばしボーゼンジシツであったが、そこは転んでもただでは起きないナイスミドル(わたくしのこと)。

アプリ利用者の8割以上が40代以上のオジサンという食べ〇グをオン!!した結果、阪急十三駅2号神戸線・3号宝塚線のホームに出店があることを発見したのである。

 

 

このお店のすぐ近所にはわたくしの行きつけの若菜というそば屋があり、したがってお店の前は何度も通っていたのであるが、これまで全くのアウトオブ眼中であった。

お店をのぞいてみると、なんと!!店先でお餅を焙っているではないか!! (‘◇’)ゞ

お店のホームページ拠れば、

「餅粉と米粉を絶妙なバランスで配合し蒸し上げた団子を、ご注文を頂いてから強い直火で炙ります。」

「表面に香ばしく焦げ目が付いたら、自社特性のタレの中をくぐらせます。」

「タレは北海道釧路産の上質昆布でダシをとり、香川県産たまり醤油と白ざら糖を使った弊社独自の特別仕立てです。」

「団子の形が円筒状と変わっているのは、炙った時に焦げ目がつきやすく、また、タレの絡みをよくするためです。」

ということらしい。

 

 

さらに、スイーツハンター♡(*´▽`*)のH氏によれば、店員さんに焼き加減をオーダーできるらしい。

コゲ少な目 → コゲ普通 → コゲ多め → コゲコゲ

焦げ目が多くなると冷めると苦くなるそうで、H氏のお勧めはコゲ少な目か、コゲ普通、ということなのでコゲ少な目で注文する。

みたらし団子 1本 120円 5本入り 600円 の折を購入。

折をぶら下げて阪急電車の車中の人となる。

みたらし団子、家族への土産である。

今から家族のよろこぶ顔が目に浮かぶ (*’▽’)

 

 

その夜、わが家の食卓に 初!!\(゜ロ\)(/ロ゜)/喜八洲総本舗のみたらし団子が並ぶ。

焦げ目のついたレアなフォルムのみたらし団子への家族の驚き、そして賞賛! ( ゚Д゚)

となるはずであったが、なぜか反応が薄い・・・・

いちおーウマいとは言うものの、わたくしが期待した万分の一のリアクション である。

あまつさえ、わたくしの土産のみたらし団子を前にして今宮神社の炙り餅の話まで持ち出す始末である。

まったくもってシッケイ タニケイ(/ω\)な家族である。

ほんとーにシンガイ カクメイ(/ω\)である。

 

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