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伏見にいろいろな蔵元のお酒を飲み比べできるお店があると聞いて行ってきた。
正確にいうと一つのお店というわけではなく、八つのお店が集まった施設で、その名を伏見酒蔵小路という。
最寄りは京阪電車の伏見桃山駅で、お酒を飲むことが前提なので、車ではなく京阪電車でお店に向かうことにする。
近くには以前、税理士会の研修で行ったことがある黄桜の記念館などがあり、まさに女酒の伏見の酒蔵密集地帯にお店がある。
商店街の中をぶらぶら歩くこと5分くらいでお店に到着。
想像していたより間口が狭く、入口に気付かず通り過ぎてしばらく経ってから戻ってきたほどである。
東側の入口を入ると、左手に中華居酒屋、右手に日本酒バーが並んでおり、奥に進むと次々といろいろなお店が登場する。
利き酒セットを提供するのは「酒蔵」というお店だが、一部のお店を除いて、他のお店にも出前してくれるので利き酒セットを注文するのに酒蔵に入る必要はない。
とはいえ、せっかくなので酒蔵に入り、早速利き酒セットを注文。
18蔵の利き酒セット2430円。
少しお高いが、運ばれてきた利き酒セットはなかなか壮観である ( ゚Д゚)
グラス一つに入るお酒の量は少ないが(2~3勺といったところ)、それでも18杯飲むとそれなりに酔いそうな量ではある(*´ω`)
いちおーどのグラスにどのお酒が注がれているのか、紙のボードで説明があるが、味の違いを意識して飲むのはせいぜい最初の5杯くらいのものであり、その後は味の違いなど気にしなくなるなるのがわたくしの通例、なのである(酔ってどうでもよくなる♡(*´ω`)、というのが正しいか)。
まあ、アテも頼もうかということで、牛すじ麻婆豆腐(850円)、酒粕ラーメン黄桜(950円)、おでん盛(750円)も注文(この日はわたくしも含めて4人)。
先に書いたけどこうした料理はほかのお店から酒蔵に出前してくれるので、客は座っているだけでよく、らくちんである。
さて、利き酒セットの方は、案の定、途中から味の違いなどどうでもよくなり、途中で他のお酒なども追加注文などして、このまま飲み続ければデースイコースまっしぐら♡(*´ω`)、という塩梅になってしまったのである。
アテで注文した料理であるが、牛すじ麻婆豆腐は居酒屋にありがちな創作料理で特に言及すべき点はなく、おでん盛も右にならえ、であったが、酒粕ラーメン黄桜がことのほかウマかった(*’▽’)♡
スープに酒粕が使われており、日本酒同士という相性の良さもあいまって、スープがそのまま飲むアテとして活躍したのである。
これなら日本そば屋でアテとして注文する「ヌキ」と同じように、麺を抜いたスープだけ提供してもよいのではないかと考えた次第である。
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