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【東海軒 幕の内弁当】
2023年9月 静岡駅・東海軒売店売場で購入(950円)
酒の肴として駅弁を考えた場合、やはりコスパが高いのは幕の内弁当だろう。
米沢は新杵屋の「牛肉どまん中」のような単品勝負系の駅弁は、それはそれでウマいのだが、酒の肴として考えると、どうしても途中で飽きがきてしまう。
あと、海鮮系の駅弁については、これは完全に個人の好みの問題だけれど、あまり酒の肴としてのパフォーマンスは高くない気がする。
この点、幕の内弁当は色々はおかずを肴にすることができるので、最後まで飽きずに食べることができる。
おぞらく駅弁内でのジャンル別の売り上げでは幕の内弁当が一番の売れ筋だと思うので、たいていの駅弁調製元では幕の内弁当と呼ばないまでも、実質的に幕の内弁当といえるものが販売されている。
崎陽軒の「シウマイ御弁当」などは、シウマイをメインのおかずにした幕の内弁当である。
さて、東海軒の幕の内弁当であるが、多士済々?のおかずが居並ぶ様は、数多ある幕の内弁当の中でも最強の部類に分類されるべき幕の内弁当といえる。
その陣容は、茶飯の上にさくらえびのから揚げ、かぼちゃ・こんぶ・にんじんの煮物、豆腐ハンバーグ、玉子焼、はんぺん磯部揚げ、黒はんぺんの天ぷら、抹茶味のくずもち。
幕の内弁当の基本を押さえた上で、さくらえび、黒はんぺんといった静岡ご当地グルメもしっかりカバーしている。
ビールやハイボールを飲みながら、あれをつまみ、これをつまみしても、最後まで飽きずにおかずを食べ終えることができる。
最後にご飯が残っても、梅干しと黒ゴマのコンビネーションがあるので問題ナッシング、である。
これで950円と千円札でお釣りがくるのだから、コスパも相当いいと思う。
東海軒には「鯛めし」というロングセラー駅弁もあるが、わたくしとしては幕の内弁当の一択です。
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