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またまた博多駅の一番街にやってきた。

博多一番街は博多駅の地下にある飲食店が連なるエリアで、博多口から入って左手にあるエスカレーターで降りていくとすぐに見つかる。

この日は午前中に出かけたのだが、博多のインバウンドの観光客が多い。

ホルモンの人気店、天神ホルモンは観光客でまさに黒山の人だかり。

京都も観光客が多いが、欧米系とアジア系の観光客がほぼ半分づつくらいの京都と違って、アジア系の観光客が多いように感じる。

今回行ってきた「たんや」というお店も、天神ホルモンほどでないが数人の客が店先で行列を作って待っている。

 

 

初めて訪問するお店だけれど、お客さんは若い女性が多い。

わたくしのようなソロのオジサンは見当たらない。

行列の最後尾に並ぶと、前に並んでいるのも大学生らしい女性がひとり。

オジサンは見かけないが、ソロのお客さんけっこう多め。

ソロのお客さんは自動的にカウンター席に案内されている。

10分ほど並ぶと店員さん(こちらも若い女性)がわたくしをカウンター席に案内してくれた。

 

 

カウンターにあったメニューを確認すると、「合わせ炙り焼ととろ定食」がお店側のお勧めのようである。

何も考えずにノーアイデアでお店に入ったので、お店のお勧めを注文。

そして赤星(サッポロラガー)の大瓶も。

ところで、サッポロラガーについて。

オジサン含有量が高いお店では「赤星」で注文が通るが、店員さんが若い女性だとほとんど聞き返されサッポロラガーと言い直すことになる。

この日も無意識に「赤星」と注文して若い女性の店員さんに聞き返され、あわててサッポロラガーの大瓶と言い直すことになった。

赤星、先に到着。

旅先の、それも昼間に飲むビールのウマさよ。

 

 

10分ほど待たされて注文した定食が届けられた。

メインは牛タンと豚肉の炙り焼。そしてとろろが入った小鉢が付く。

ご飯は麦飯ではなく、ふつうの白米であった。

麦飯ならとろろを最初にぶっかけにして、

ドゥルルルルゥ~ ( ̄▽ ̄)

と掻っ込むのだが、白米だと少し調子が狂う。

そこで牛たんはビールにアテとして、豚肉の炙り焼はタレを付けてご飯のおかず仕様にしていただくことにした。

牛たんはとろろをかけた麦飯にも合うが、赤星にも合う。

豚肉の炙り焼はタレを多めにするとおかず力が一気に上がる。

 

 

ただ、ビールのアテとご飯のおかずにするには、牛たんと豚肉の炙り焼の量が圧倒的に不足している。

豚肉の炙り焼に付けるタレを多めにしてだましだまし定食を食べ進んだのだが、最後はとろろの小鉢が余ってしまった。

牛たんとビール、豚肉の炙り焼と白ご飯のペース配分にばかり気を取られ、とろろまで気が廻らなかった。

しかたないので最後は小鉢を持ち上げとろろをすすりこんでフィニッシュ。

完全にペース配分を間違ってしまった・・・・

会計をしようと席を立つと、隣の女性が店員さんにご飯のお代わりをお願いしている。

メニューをみると、一番下にご飯お代わりは無料ですと書いてある。

そうなのである。あまったとろろはご飯をお代わりして一緒に食べればよかったのである。

というわけで、今回のB級グルメは、メニューをしっかり確認せず、かつ、ペース配分にも失敗したものとなってしまった。

 

 

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