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大丸の東側、高倉通りを挟んで大黒屋というそば屋がある。
事務所から徒歩数分の距離なので、ちょくちょく利用させてもらっている。
店内が広く、座席数が多いのであまり混みあわないところがいい。
メニューには、いろいろな種ものや、丼物がある。
そば前には、そば味噌や板わさ、そして京都らしいにしんの棒煮なんかがあって、こちらもそれなりに充実している。。
以前はお酒と一緒にそば味噌をよく頼んだけど、その後に種物などを食べてしまうとお腹がくちくなり過ぎるので、最近はそば前はスルーすることが多い。
そば前をスルーして、この大黒屋で最近ドはまりしているのが、ざるそばとぬる燗のセットである。
セットと書いたが、そうしたメニューがあるわけではなく、ざるそばとぬる燗を別々に頼むのである。
お酒はキンシ正宗と特別純米酒があって、何時も頼むのは特別純米酒の方。
ぬる燗にすると、ひやでそのまま飲むより味が深くなる(気がする)。
それにしても、である。
お昼に純米酒のぬる燗を頼むなんて、オレも年を取ったなあと改めて思ってしまう。
若いころ、お店で日本酒なんて頼まなかった。
その当時(1980年代後半から90年代にかけて)、よく友人と出かけたチェーン店の居酒屋でぽん酒(日本酒のこと)を飲むと次の日に必ず二日酔いになった。
いや、二日酔い以前に当時の居酒屋で飲むぽん酒は本当にまずかった。
アルコールで増量したいわゆる三増酒といわれるものばかりを飲んでいたんだろう。
焼酎も甲類ばかりで、ほとんどの客は割材と炭酸で割って酎ハイとして飲んでいた。
酎ハイは甘めの味付けのものが多く、甘い酒が嫌いだったオレは、結局飲むものといえばビール、そしてウイスキーハイボールくらいしかなかった。
ハイボールにするウイスキーはトリスやレッド、スーパーハイニッカといった安い酒が多かったけど、三増酒のぽん酒と違ってそれなりに飲めた記憶がある。
この年になって日本酒がウマいと思うようになった。
味覚や嗜好が変わったこともあるけど、やっぱり日本酒自体がウマくなったんだと思う。
大黒屋で飲む純米酒、どこのお酒なのか分からないけど、それなりにウマい。
ぬる燗でそばをたぐって、最後はそば湯をもらって〆る。
そば前から始めるフルコースは休日にとっておいて、平日の昼間は当分このパターン。
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