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前々回のB級グルメブログでは、新たな読者層として婦女子方面への進出を図るべく、りくろーおじおさんのチーズケーキという、いい年こいたオジサンが口にするのも恥ずかしいブツを紹介させてもらった。

しかしながら、

婦女子の好きなものチーズケーキ

という安易かつ根拠レスな発想自体、すでに昭和のオジサンのそれであった。

 

同じオジサン括りではあるが、

りくろーおじさん♡ ≠ 昭和のオジサン (-_-;)

であることになぜ気が付かなかったのか、不思議でならない。

 

そこで今回は、昭和のオジサンも若人も大好きなハンバーグのお店を紹介したい。

行ってきたのは大阪・本町にある「挽肉マニア」というお店。

 

 

さる筋の情報(食べログ)によれば、昼時は行列必至の人気店とのこと。

口コミの写真を見ると、確かに昼時には店頭に客が行列している。

さらによく見ると、行列している客のほとんどが20代と思われる若者ばかりである。

若者の中にただ一人、昭和のオジサンが並ぶ状況は避けたい

(-_-;)

そこで開店早々の時間を見計らってお店に行くことにした。

 

 

開店時間を5分ほど過ぎてお店に入ると、カウンター席中心の店内はすでに半分ほど埋まっている。

食べログ情報はガセも多いが、この店が人気店であることは間違いないようである。

カウンター席に案内され、メニューを眺めるふりをして周りの客を観察すると、

嗚呼、みんな20歳代の客ばかり ( ゚Д゚)

オジサン一人でやって来ているのはオレだけ。

ホント早めにやってきてすぐ席に案内されて助かった。

行列してたらその間

針のムシロ ( ゚Д゚)

だったに違いない。

 

 

さて料理の注文。

平日のランチ限定でハンバーグ2つ、〆の玉子ご飯用の玉子、おかわり自由のご飯がセットになって税込み1000円。

最初に運ばれてきたご飯をカウンターの上におかれた、磯野家のふりかけ、青唐辛子味噌、麻辣醤、さっぱり紅しょうが、山椒昆布佃煮で適当に食べる。

 

しばらくすると、目の前のコンロに焼けた石とハンバーグが置かれ、店員の案内に従ってハンバーグを自分好みの焼き加減で焼いていく。

最初からある程度火が通っているので、すぐに食べても大丈夫な感じ。

最初のハンバーグは大根おろしなんかで、ふつーに食べる。

ご飯なんかをお代わりしてると、出てきました玉子かけご飯用の玉子。

 

 

見事な色合いの玉子の黄身。

ご飯の上にハンバーグをのせ、その上に黄身をのせると

ば・え♡ 間違いなし♡ (≧◇≦)

 

食べログの書込みを読んでると、途中でハンバーグの上から黄身が崩落したといった失敗談が数多くアップされている。

オレ この手のどうでもいいことに熱中するタイプ。

黄身オンザ・ハンバーグに失敗する輩は、そもそも何の考えもなく、思い付きで黄身のっけたあげく、当然のように黄身崩落の憂き目をみている。そうした客は、残念ながら

考えが足りないと言わざるを得ない (-_-;)

 

まずは地ならし。ご飯の上を平らにしてのっけるハンバーグが平行になるようにする。

次にハンバーグの中心部を少し箸でペンペンしてわずかなくぼみをこさえる。

こうした準備をした上で、玉子の黄身を、そろり、そろりと慎重にハンバーグの上に移していく・・・・・

見よ!この見事な 黄身オンザ・ハンバーグ の雄姿!!

 

年をとってからあまり感じることのなかった達成感、高揚感!

・・・・・

でも、ほかの客はみんな自分のハンバーグを焼くことに夢中で、この偉業が成し遂げられたことに気づかない。

刹那、「うぉー」とか「やったぁー」とか小さく言って、周りの客の関心を引こうかと思ったけど、さすがにこれは思いとどまった。

場違いな昭和オジサンの一人空回り・・ ( ゚Д゚)

 

でもいいんだオレ。若い奴ばっかで雰囲気にはなじめなかったけど

1000円の昼めしでこんな楽しめたし・・・・

何より、黄身、きれいにハンバーグにのったし・・・・

最後に食べた玉子かけご飯ウマかったし・・・・

 

 

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