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大阪のお客様を訪問するときにクリスタ長堀という地下街を利用することがある。

心斎橋駅から長堀橋駅まで地下で移動できるので、暑い夏、寒い冬の移動に大助かりである（大した距離ではありませんが）。

さて、今回行ってきた洋食の欧風軒はクリスタ長堀の長堀橋駅近くにあるお店。

前は何度となく通ったことがあるけれど、今回が初訪問。

12時少し前にお店に入ると店内のテーブル席は8割ほどが埋まっている。

店員さんに2人掛けのテーブルに案内されて着席。

洋食の欧風軒という名前のとおり、ランチは洋食がメイン。

Aセットは、ハンバーグ、エビフライ、ポテトコロッケがメインで980円。

Bセットは、ハンバーグ、ヘレカツ、白身魚フライがメインで950円。

その他に、メンチカツセットやクリームコロッケセット、グリルチキンセットがいずれも910円、ビーフカツセット、エビフライセットが980円などなど。

注文はメインが複数選べるAセットかBセットの二択。

両者ハンバーグは共通であるが、Aセットはエビフライとポテとコロッケのコンビネーション、片やBセットはヒレカツと白身魚フライ。

迷う・・・・かなり迷う・・・・・本当に優柔不断ジジイなオレ

エビフライとポテとコロッケもいいが、ヒレカツと白身魚フライも食べたい。

孤独のグルメの井之頭五郎ならAセットを食べた後にBセットを注文して、お店の人から「お客さん、よく食べますねえ」と声をかけられる展開であろう。

でも、リーマンばかりの昼時の洋食店でそんな注文できるワケない。

小心者。

迷いに迷って、最後は井之頭五郎の名言「迷ったらメニューの一番上っ！」に従ってAセットを注文。

メニューが届いてから注文するまで3分・・・あんまり迷ってないか。何大げさ言っているのだ。

座ったテーブル席からは厨房の一部を眺めることができて、厨房の中ではコックコートを着た料理人5～6人が忙しく立ち働いている。

なんか料理人多くないか？？？

食べログで調べてみると、このお店の座席数はテーブル席のみで36とある。

でも自分のように2人掛けのテーブルを一人で利用している客が大半なので、相席しない限り満席になっても客数は20人程度か。

対する料理人5～6人はやはり多い気がする。

大丈夫なのか人件費？大きなお世話か。

客を待たせずに料理を提供したいというお店の心意気がこの料理人の数に現れているのであろう。

いい店じゃないか洋食の欧風軒。

少し上から目線のコメントで恐縮であるが、食べ前からお店に好印象を持ってしまうオレ。

さて、いよいよオレのAセットが運ばれてきた。

ハンバーグ、海老フライ、ポテトコロッケ、どれもサラダを枕にして天に向かって屹立している。

フライマウンテン、壮大な眺めである。

どれから食べるか。いきなり海老フライにかぶりつくのは洋食屋におけるエビフライの地位を冒涜する蛮行であろう。

ではポテトコロッケか。

でも敢えて「ポテト」を頭に冠した洋食屋のコロッケなんだから少しは敬いたい。

ということでハンバーグからいってみよう。

一端をはしで突き崩すと肉汁がジワり。当然ウマい。

つづいてポテトコロッケ。かじるとサクサク。肉肉しいポテトコロッケ。

最後は揚げモンの王者エビフライ。文句なし。しっぽまで食べちゃう。

ひさしぶりの洋食。堪能した。ウマかった。

Aセットに一点の曇りなし。でも、つぎはBセットか。

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