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立ち食いそばのチェーンは数あれど、自分が一番ひいきにしているのが「よもだそば」である。
「自家製麺とインドカレーの店」なのでカレーも人気だが、やはり自分の場合は種物(たねもの)のそば推しなのである。
特に「山菜、山野草メニュー」がいい。
3月の「ふきのとう天そば」、4月の「たらの芽天そば」、5月の「山うど天そば」、初夏から秋まで販売される「よもぎ天そば」などなど。
(改めて調べてみると、たらの芽天そばは昨年をもって終売になったらしい。)
コロナが流行する前、定期的に東京に出張していたころには東京駅の八重洲口からほど近い日本橋店に時間があれば通っていた。
店舗網は、西は残念ながら名古屋どまりで関西には知る限りお店はない。
ないので、東京や名古屋に行かないとよもだそばを食べることはできない。
今回行ってきたのは今年になってオープンしたばかりの御徒町店。
JRの高架下、御徒町駅から気持ち秋葉原駅寄り。
オープンして間がないので店内は比較的きれい。
午前10時過ぎという中途半端な時間に立ち寄ったので先客は1人だけ。
よもだそばは食券販売方式なので店に入ると直ちに食券販売機の前に移動。
お店の名物「にら天そば」と少し迷ってから「春菊天そば」に決定。
食券を渡すと正味2分ほどでカウンターに春菊天そばが運ばれてきた。
子どものころ、すき焼きなんかに必ず春菊が入っていたが、ただ苦いだけで自分から箸を伸ばすことがなかった。
ところが大人になり、年を重ねると春菊のかすかな苦みが大好きになり、すき焼きに限らず、鍋物全般に春菊が欠かせないようになった。
よもだそばの春菊天は当然揚げ冷ましであるが、かみしめると適度な食感、そしてかすかな苦みを感じとることができる。
しばらくそば汁に付けておくと、まとったコロモがお汁を吸い込んでグズグズになり、また別の食感を楽しむことができる。
春菊天そば、にら天そば、ともに390円。
お店にはアルコールメニューとして缶ビールのほかに日本酒の八海山がある。
よもだそばでアルコール頼んだことないけど(昼に行くので頼んでる客も見たことない)、いつか春菊天そばを「抜き」で頼んで八海山と一緒に「そば前」として楽しみたい。
ごちそうさんでした。
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