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今回行ってきたのは京都・梅小路西駅から歩いて5分ほどの「とんかつ一番」。

大宮七条の交差点から一本入ったところにあるお店。

周りはふつーの住宅地なので食べログなどの地図を見ながらでないと見つけにくいかも。

柏井壽さんの新書を読んでこちらのお店のことを知った。

お店の中にも柏井壽の本や、お店が紹介されている京都のタウン誌LEAFが飾られている。

その名前にあるように名物はブランド豚のとんかつのようである（BY食べログ）。

ただ、昼にとんかつをお腹いっぱい食べると、晩ご飯に差し障る。

そこで今回は日替わりランチを狙って訪問。

お邪魔したのは金曜日。

お店の前の立て看板には「コロッケ定食（金曜日限定）」「￥700円（税込）」が写真入りで紹介されている。

開店時間の11時半にお店に行ったが、オジサン一人がすでに入口横で待機している。

さすが人気店。

オジサンに続いてお店に入り、4席だけあるカウンター席の端っこに座る。

カウンター席の間にはパーテーションが設置されており、安心してご飯が食べられる。

女性の店員さんにコロッケ定食を注文。

ただのコロッケではなく、クリームコロッケである。

クリームコロッケ、大好き。

注文した後、改めてお店の中を観察すると、かなり年季が入っていることが分かる。

後で調べてみると1949年に開店していることが判明した。創業70年！！

頭上に設置されているテレビを見ながら料理の到着を待っていると、あとからあとからお客さんが入ってきてすぐに満員になった。

カウンターの中では店主らしい女性が手際よく揚げ物を料理している。

目の前で料理している様子を見ることができるのはカウンター席ならでは。

注文してから10分ほどで（クリーム）コロッケ定食が運ばれてきた。

キャベツを添えたクリームコロッケ2つ、ご飯とみそ汁、そして小鉢が2つと漬物がついて700円はかなりお得。

さっそくコロッケを2つに割ってみると中から湯気が立ちあがる。

揚げたてホカホカのコロッケをソースを付けて頬張ると、なんか、もう、しあわせ、な気持ちになる。

クリームコロッケってふつう、あんまりご飯のおかずにならないけど、ソースに力があるのでしっかりご飯がすすむ。

小鉢のデミグラスソースをまとった玉子焼もご飯の強力な助っ人。

きゅうりの浅漬けもいい。

何度も言うけど、これで700円はお値打ち！である。

柏井さんおすすめのお店は、時々ハズレがあるけど、このお店は大当たり。

いや～堪能しましたクリームコロッケ。

今度来たときは後ろのサラリーマンが食べていたソースかつ丼を頼もう。

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