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久しぶりの「つけ麺」である。
つけ麺もたま~に食べるとおいしいけど、ラーメン(中華そば)と両方出している店に行くと、ついラーメンの方を注文してしまう。
今回行ってきたのは蛸薬師東洞院西入るにある「麺匠たか松本店本店」。
お店の前はよく通るけど、入るのは今回が初めて。
うちの事務所からだと歩いて5分かからない。
実は、ずいぶんと前から麺匠たか松のことは気になっていた。
事務所から京都駅に向かうときには信号のない東洞院通を利用することが多いのだが、四条通から少し下がったところにある「麺匠たか松四条店」で昼時に何度も近所のビジネスパーソンらしい人が行列しているのを見かけた。
食べログで調べてみると、つけ麺が人気のようである。
コロナ禍での行列の是非はともかく、短い昼休みに行列までして食べたいつけ麺とはどれほどウマいのか・・・
行列を横目に見ながら、何時か空いてる時間に行ってみようと思っていた。
今回行ってきたのは四条店ではなく本店の方。
どちらも事務所からの距離は変わらないので、せっかくならと本店をに行くことにした。
開店直後にお店に入ったこともあり先客0。
麺匠たか松は食券制で、入口すぐ横の自動販売機で食券を求める。
選んだのはつけ麺大盛970円。
食券が出てくるとすぐ横で待っている店員さんが受取って厨房にオーダーを通してくれる。
どこに座ってもいいと言われたので店員さんが調理する姿をみることができるカウンター席の一番奥に着席。
店員さんが調理する姿を眺めながらカウンターに置かれたブツを調査。
箸箱の上には黒コショウ、原了郭の黒七味、そしてあおさ海苔の壺。
京都のお店には七味ではなく山椒が置いてあることが多いが、こちらのお店は七味。
それもブランドものの祇園は原了郭の黒七味である。
あおさ海苔を置いてあるのも珍しい。
そうこうするうち、席について10分ほどでつけ麺の大盛が運ばれてきた。
つけ麺には別皿のたまねぎ、そしてすだちが添えられている。
つけ汁をレンゲでサルベージすると、底に結構な量のお肉が沈んでいることが分かる。
なんか、とても得した気分。
メニューに最初は麺に何もつけずに食べることがアドバイスされていたので、そのまま食べる。
・・・あまりうまくない。
やはりつけ麺なんだからつけ汁に付けないと。
そこでつけ汁に漬け込んでおもむろに麵をすすりこむ。
魚介系のつけ汁と一緒にすすり込む麺はさすがにウマい・・・ウマいのだが、つけ汁がぬるい。
そういえば料理が運ばれてきたとき、店員さんがつけ汁を温め直すこともできると言ってたことを思い出した。
最初からも少し温めてくれたらそんな二度手間をかけなくていいのにと思ったが、きっと理由があるんだろう。
ぬるめのつけ汁の方が麺のうまみを味わえるとか(たぶん)。
何口か食べた後、黒七味をふりかけて味変。
黒七味と一緒につけ麺を食べるとがぜんパンチが効いて味が格段にアップ
そのあとすだちを絞ったり、つけ汁に別皿の玉ねぎを混ぜたりしたが、個人的には黒七味で食べるつけ麺が一番うまかった。
黒七味はかけすぎると麺の風味も何もなくなって単なる七味麺になってしまうので要注意だが、そのギリギリまで攻めると新たなつけ麺の世界が広がる。
つけ汁がぬるかったことを別にすれば、つけ麺はウマかった。
次回来るときは最初から遠慮せずにつけ汁を熱めにしてもらおう。
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