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今回から「京都グルメ」なるシリーズを勝手に始めることにした。

というのも、京都には「B級グルメ」として紹介することが憚られるお店が多数あり、今後、そうしたお店は敬意をこめて「京都グルメ」として紹介したいと思う。

 

さて今回紹介するのはグリル富久屋さん。四条川端を下がり、松原通を東に入ってすぐ。

近くには京都五花街のひとつ宮川町の歌舞練場がある。

 

 

当方、当然ながら五花街とは縁も所縁もない。

したがって、このあたりは通り抜けるだけでお店に入ることは昼も含めてあまりない。

グリル富久屋さんに入るのも今回が初めてである。

 

お店の開店は昼の12時からということだが(食べログ情報)、5分ほど前に行ってみると既に開店していた。

女将さんらしい女性に声をかけると入っていいとのこと。

ほかにお客さんがいなかったので広いテーブル席を進められたが、遠慮して入口横の2人掛けのテーブル席に座らせてもらう。

 

 

お店の壁にはたくさんの宮川町の芸舞妓の団扇が飾られている。

カウンターの横には雑誌が詰まれ、女将さんらしい女性によれば、グリル富久屋さんが紹介されているとのこと。

当方、全く知らなかったが超有名店であった。

 

さて注文。メニューにはランチタイムサービスとしてとんかつ定食やえびフライ定食が写真入りで紹介されている。

メニューを読み進むとカレーライスやハイシ(ハヤシにあらず)ライスに交じって「フクヤライス」なるものを発見。

女将さんにフクヤライスとは何ぞと誰何すると、カウンターに置かれた雑誌を開き、フクヤライスが紹介されているページを使って説明してくれる。

雑誌の写真がメニュー代わり。

 

それではとフクヤライスを注文することにして、ついでにビールも。

先にビールをもらってゆっくりしていると、3人組の常連らしいお客さん登場。

勝手知ったるとばかりに奥のテーブルに進み、早々に注文を済ませて雑談に花が咲く。

 

 

 

注文手から10分ほど待ったであろうか、フクヤライスの到着である。

なんか、きれい。「映える」。

玉子の黄色、グリーンピースとパセリの緑、そしてフレッシュトマトの赤。

信号機のような配色のフクヤライス。これなら見た目だけで雑誌を飾れる。

 

食べてみる。やさしいオムライスの味が口中に広がる。

フレッシュトマトがアクセント。オムライスにフレッシュトマトが入っているのあまり見たことない。

 

 

事務所から歩いてもそお遠くないところにこんないいお店があった。

今度はぜひ子どもを連れてきてフクヤライスを食べさせたい。

ごちそうさんでした。

 

グリル富久屋

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