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京阪神一円にひろくお店を構える都そば。
その関西第1号店である西院店の流れを受け継ぐのが今回行ってきた西院巽町店である。
(西院店は阪急西院駅の改修工事に伴って消滅した)
時どきお店の前を通るのだが、ある時店頭に貼られたメニューの中に「いか天丼」を発見した。
その時は用事があったのでそのまま通り過ぎたのだが、その時からいか天丼が気になって仕方ない。
というのも、以前北海道の旭川の天勇というお店で食べた「げそ丼」が絶品だった。
どんぶりご飯にげその天ぷらをこれでもかと積み上げ、その上から天つゆをかけてくれた。
甘味のある天つゆとげそ天がよく合い、ワンコインで(450円)旭川の地元グルメを堪能できた。
さて都そばに話を戻すと、いか天丼の写真をよく確認せず、勝手にあたまの中で天勇のげそ丼と同じような丼が提供されるものと考え、その時からお店に行く機会を窺っていた。
それから数か月後、午前中に西院の金融機関に出向くことがあり、用事が終わるとちょうど昼時。
チャンス到来とばかりに早速都そばの暖簾をくぐった。
注文はもちろんいか天丼。セットではなく単品でお願いした。
壁に向かって一列になったカウンター席で待つこと3分。店員のおばちゃんからいか天丼が出来上がったことが告げられた。
よろこび勇んでカウンター越しに受け取ったいか天丼。
しかし、そこで目にしたいか天丼は期待していたものと大きく異なっていた・・・
いか天丼と名乗っていながらいか天より幅を利かせるかき揚げ。
天ぷらの量が少なくどんぶりご飯の地肌が見えてしまっている。
期待していたものと大きく異なる荒涼たる風景・・・
呆然としながらいか天をかじろうとすると、中身のいかが固く衣から全部出てきそうになる。
そうはさせじと何とかいかをかみ切り、べっちゃっとした食感のご飯と一緒に咀嚼する。
次に天つゆに濡れそぼったかき揚げに箸をつけると、こちらも揚げ冷ましのせいか容易にかみ切ることはできない。
見た目はふやけて軟弱なのだが、かみ切ることは容易にできないいか天とかき揚げを苦労しながら食べ進む。
無難なきつねうどんでも頼めばよかったと後悔。
都そばの名誉のためにいえば、都そばのうどん・そばのクオリティーは、立ち食いそば(西院巽町店は座ることができる)チェーンの中ではかなり高めである。
ただ、時々、こうした大ハズレもある。
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