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「目指せ！シアトル　鳥取のすなば珈琲」に行ってきた。

なかなかキャラの立ったコーヒーチェーンで、ホームページを見ると「黒船来襲で❛大ピンチ❛なお店の方へ」、「’崖っぷち’な商品販売担当者へ」、「不安で眠れないイベントご担当者様へ」、「俺の桶狭間」といった読ませるコーナーが盛りだくさん。

すなば珈琲

鳥取県にスタバが進出していないころ、当時の県知事が「鳥取にはスタバはないけれど日本一のスナバはある」と発言したことで一躍全国区になったチェーンである。

行ってきたのは鳥取駅から歩いて数分のところにある新鳥取駅前店。

お店は地下にあって、休日の昼めし時にお店に入ると先客2組。

案内されたテーブル席には注文用のタブレットが置かれているコロナで急増したスタイルのお店。

事前食べログ情報ではホットサンドがお勧めらしいが、薬膳大山鶏カレーがしばらく暴飲暴食を続けていたおじさんの目に留まる。

注文のボタンをクリックすると店内に注文が入ったお知らせの合図が鳴り響く。

料理を待つうちにカップルが2組来店。

漏れ聞こえる会話から地元民であることが分かる。

10分ほど待って薬膳大山鶏カレーが到着。

一見すると野菜カレーといった見た目だが、ライスの上のクコの実が薬膳感を演出している。

一口食べると、まあ、喫茶店で食べるふつうのカレー。

おそらく「鶏」にかかる「大山」の気配はその味から感じ取れず。

でも、暴飲暴食が続いた結果、弱体化した我が胃腸には、スパイシーなカレーじゃなくてこんな普通のカレーがいい。

やさしい、ふつうのカレーを10分ほどかけて食べ終え、すなば珈琲を飲み干すとちょうど電車の時間となった。

ごちそうさまでした。

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