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京都駅に用事があると四条烏丸にある事務所からほぼ毎回歩いている。
地下鉄なら2駅分(四条-五条-京都)だが、歩けば超速足で(小走りといっていい)20分、ゆっくり歩いて35分。
日常生活にエクササイズを取り入れる健康志向オジサンの自己満足ウオーキングである。
さて、烏丸通を四条から南に下がると、五条烏丸の北西の角にある吉野家の前を通ることになる。
事務所のすぐ近所、四条東洞院にも吉野家があるが、五条烏丸の吉野家には四条東洞院のお店にはない「から揚げ丼」がある。
吉野家のホームページによると、から揚げ丼は販売店舗・販売時間限定で、京都市内では6店舗ほどのお店で午前11時から販売されている。
お店の前には「から揚げ丼」の大きなバナーが吊るされており、前を通るたびに気になる存在だった。
今日こそは昼飯にから揚げ丼を食べようと事務所を出ても、五条烏丸の吉野家に到着するまでに魅惑的、魅力的なお店がたくさんあるので、吉野家までたどり着けない日が続いた。
この日、買い物があったので京都駅前のヨドバシカメラで用事を済ませ、事務所に戻ろうと吉野家の前を通りかかると、ちょうどから揚げ丼の販売が開始される午前11時。
このチャンスを逃すと未来永劫から揚げ丼と遭遇することができなくなりそうなので意を決してお店に入ることにした。
カウンターには先客の男性が2人。
一人は豪勢な牛鍋の昼食を楽しんでいる初老の男。もう一人は料理の到着待ちのようで所在なさげにスマホをいじくっている同世代の男。
こちらもカウンター席に座り、水を持ってきた店員にすかさず「から揚げ丼!」と告げると、「時間かかりますけど、いいですか?」と返される。
少し意表をつかれたが、「お願いします」といって注文終了。
から揚げ丼、時間かかるのか。
考えてみればから揚げ、揚げ冷ましをチンして出すわけにもいかないから注文の都度揚げるのだろう。
そして待つこと5分、初から揚げ丼が運ばれてきた。
意外なことにスマホ男にも同じくから揚げ丼が運ばれてきた。
スマホ男よりずいぶん後に注文したのにから揚げ一緒に出てくるって、オレのから揚げちゃんと中まで火通っているよな!と、心の中で店員に確認。
ま、大丈夫だろう、吉野家だし・・・
気をとり直してから揚げを一口。
・・・
から揚げに味がない・・・
から揚げにはしょうゆ味でもついているんじゃないかと勝手に思い込んでいたが、かすかな塩味のみ。
それがご飯の上にど~んとのっているだけ。吉野家のから揚げ丼。
少しばかり驚いたが、考えてみればコンビニのから揚げ弁当もキホン塩味のから揚げでメシ食べるので一緒だな、と一人納得。
納得したが、薄い塩味のから揚げ3個でどんぶり飯は少しキツイ。
紅ショウガの応援もから揚げ丼は無力である。
孤立無援のから揚げ丼、それでも何とか食べ終わった。
ごちそうさんでした。ちなみに食べたから揚げ、ちゃんと中まで火が通っていた。
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